在学生の声

歯科技工士が活躍するフィールド

在学生の声(一覧)

口腔保健工学専攻

髙橋 颯
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻3年

アットホームな雰囲気でレベルの高い教育を

 本専攻では、恵まれた環境と各分野のプロフェッショナルの先生方の指導により、ハイレベルで且つ幅広い知識を身に付けることができます。歯科技工士を養成する大学は日本でも数が非常に少なく、本専攻は非常に貴重な環境と言えます。人の手が中心となった従来の技工はもちろんですが、3年生からはCAD/CAMや3Dプリンター等の最新技術を利用した実習を受けることができます。また、1年次では他学科との関わりが多く、チーム医療についての見聞を広げることができます。さらに、毎年行われる海外の大学との交流プログラムや、3年次に行われる海外研修など、国際交流も盛んです。
 1学年10人程度と少なく、その分1人1人が先生の手厚いご指導を受けることができます。また少人数のため、先生方との距離が近く、学生同士も非常に仲がよく、アットホームな雰囲気も本専攻の特徴です。最高の友達と先生方に出会うことができます。

(2024年 大学案内より)

阿部 美香
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻4年

恵まれた環境で最先端の技術と幅広い知識を学ぶ

 本専攻は、日本でも数少ない恵まれた環境で幅広く学習できることが魅力だと思います。
 実習では従来の方法を中心に補綴装置を製作しますが、3DプリンターやCAD/CAM、スキャナ等の最新の機器を一人一人が扱い、デジタル技術も学ぶことができます。1年次から基礎医学に関する基礎的知識や歯科医療を学習し、4年次には他学科と合同で多職種連携を学ぶ機会もあります。また、国際交流も盛んで、海外渡航が難しい中でもオンラインプログラムが設けられており、海外の学生と交流することができます。
 少人数であることから先生方との距離も近く、アットホームで温かい雰囲気があります。授業では、先生方の熱意のこもった手厚いご指導を受けることができ、わからないことがあったときにはすぐに質問できます。定期的に面談もあるため、授業だけではなく学生生活や進路の相談もでき、安心して充実した学生生活を送ることができます。

(2023年 大学案内より)

長谷川 真琴
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻4年

次世代での活躍を

 工学専攻で学べるのは歯科技工学だけではありません。超高齢社会でどのような医療・福祉が必要になるか、CAD/CAM、3Dプリンターなどを中心とするデジタルテクノロジーをどのように利用していくかなど、これからの社会をよりよくするために必要となる知識や技術を得ることができるのです。
 また、工学専攻の仲間だけでなく、チーム医療を行うにあたって連携が必要となる他学部などと一緒に学習する場も設けられており、実践的な将来の医療に関わるディスカッションを行えます。PBL 形式の授業が多くあるので、学生自ら意欲的に発言する姿勢が身につきます。
 各分野の権威である先生方による授業や、技工所や歯科関連の企業への見学、また、歯学部附属病院での実習もあり、様々な経験を積むことができます。
 本専攻は卒業後の進路に対しても真摯に考えてくださり、就職活動などの際に手厚いサポートを受けることができます。

(2021年 大学案内より)

吉岡 大貴
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻4年

より恵まれた環境下で

 工学専攻は、恵まれた環境で大学生活を送ることができる、類い稀なる専攻です。少人数制であることから、先生方との距離が密接で手厚く教授いただけること。国際交流が盛んで、専攻生全員に海外研修の機会が与えられること。医療系総合大学であることから、チーム医療を見据えたPBLでは、多職種連携で活動できるスキルを身につけられること。実習棟と病院が隣接することから、臨床実習で自分が製作した補綴装置が、実際に患者さんの口腔内に装着するところを見学でき、QOL向上への貢献を実感できること。などなど、他にも多様な魅力があります。
もちろん、CAD/CAMや3Dプリンターなどの最新技術を学ぶ環境も整っており、日本でトップレベルの教育を受けることができるのは、間違いありません。
さらに本専攻では、技術者・研究者・教育者としてだけではなく、企業への就職も視野に入れており、就職活動のサポートも充実しています。

(2019年 大学案内より)

豊田 真奈
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻4年

少人数の良さを生かした充実した学生生活

 工学専攻は基礎医学や歯科医療の概要、先端の材料学などの知識を学べる上に、実習で歯科技工の技術が身につけられる日本で数少ない専攻です。本専攻の魅力は、少人数でアットホームな雰囲気があることです。先生方との距離が近く、学生一人ひとり丁寧に指導していただけることがとても気に入っています。
また、本専攻では国際交流が盛んです。2年次後期には学生全員に海外研修の機会が与えられ、さらに毎年海外から研修に来た学生を学生自らおもてなしするなど貴重な経験ができます。
1年次の他学科との教養授業、2年次の専門的な基礎実習を終え、3年次ではより専門的な知識、技術を身につけてきました。最新技術のCAD/CAMや3Dプリンターを学ぶ環境も整っており、4年次の臨床実習では実際に患者さんの補綴物を製作していきます。レベルの高い実習も多く大変だと感じることもありますが、工学専攻だからこそできるさまざまな経験を得て、充実した学生生活を送っています。

(2018年 大学案内より)

口腔保健衛生学専攻

徳丸 慶安

徳丸 慶安
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻4年

専門的知識と技術の習得に留まらない、多岐に渡る学習

 口腔保健衛生学専攻では、マネキンを使用した基礎実習や学生同士がお互いに練習をし合う相互実習、大学病院での臨床実習や学外での臨地実習といった豊富な実習を通して、将来歯科衛生士として必要な専門的知識や技術を学ぶことができます。それだけでなく、小学校や幼稚園を訪問して子どもたちに健康教育を行う実習では、実践的に医療人として必要とされるコミュニケーション能力を養ったり、他学科・専攻との合同実習や演習を通して、多職種連携について学んだりできます。また、歯学だけでなく、医学・福祉系科目についても学習する機会があり、多角的な視点から口腔の健康に関する学びを深めることができます。このように本学では、単に歯科衛生士としての知識や技術を身に付けるというだけでなく、将来、チーム医療の中で口腔の健康を守るという観点から人々の健康寿命の延伸やQOL の向上に大きく寄与することのできる歯科衛生士を目指すことができます。

(2024年 大学案内より)

中村 菫

中村 菫
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻4年

充実した環境で、トップレベルの口腔保健を学ぶ

 口腔の健康は全身の健康と関連しており、「人生100年時代」と言われる今日において歯科衛生士が活躍できる場はますます広がっています。
 口腔保健衛生学専攻では、少人数の特長を生かしたきめ細かなご指導の下、歯科衛生士や口腔保健衛生分野の研究者を目指すことができます。1年次には教養科目、2年次には専門科目を学び、3年次にはマネキン実習や相互実習で基礎的なスキルを身に付けます。3年次後期から臨床・臨地実習が開始し、これまで身に付けた知識や技術を応用して実践力を養います。4年次には臨床・臨地実習と並行して卒業研究に取り組み、研究者としてのトレーニングを積むことができます。
 本専攻では、医学科や歯学科をはじめとする他学科との合同演習・合同実習を行うことで、本学ならではの多職種連携を学ぶ機会があることも魅力の一つです。このような恵まれた環境で学んだことは、これからの人生に大いに影響を与えることと確信しています。

(2023年 大学案内より)

寺前 美生

寺前 美生
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻4年

充実した環境のもと、口腔保健で社会に貢献する専門職を目指す

 口腔の健康を守ることは、「口から食べる喜び」や「話す楽しみ」を守ることであり、健康寿命の延伸のために重要であると考えられています。口腔の健康を守る専門職として、今後の超高齢社会における歯科衛生士が担う役割は大きくなっています。
 口腔保健衛生学専攻では、歯科衛生士や口腔保健衛生学分野の研究者を目指すことができます。1年次には教養科目、2年次には専門科目を学び、3年次にはマネキン実習や学生同士の相互実習で歯科衛生士としての基礎的なスキルを身につけます。3年次後期からは臨床・臨地実習を開始し、これまで身につけてきた知識や技術を応用して実践力を養います。4年次には臨床・臨地実習と平行して卒業研究に取り組み、研究スキルの向上を図ります。
 本専攻では、医学科や歯学科をはじめとする他学科との合同演習・合同実習を行うことで、本学ならではの多職種連携を学ぶ機会があることも特徴です。このように、本学では充実した環境のもとで口腔保健を学び、将来社会に貢献できる専門職を目指すことができます。

(2022年 大学案内より)

田坂 樹
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻4年

幅広い視点で口腔保健を学べる、充実した環境

 口腔保健衛生学専攻では、1 年次に他学科とともに教養科目を学びます。2 年次に専門科目やマネキンを使用した基礎実習、学生同士での相互実習を行い、3 年次の後期から本格的に歯学部附属病院での臨床実習が始まります。
 臨床実習では、実際に患者さんとの関わりの中でこれまでに学んできた知識や技術を深めることができ、実践力が身につきます。また、他学科との合同実習・演習が盛んに行われており、多職種連携についても学ぶことができます。さらに社会福祉系科目や海外研修制度も充実しており、歯科だけでな く、福祉や医科、グローバルな視点を養うことができます。
 本専攻は少人数のため、きめ細かな指導を受けられるとともに、意欲のある仲間と切磋琢磨しながら、楽しく学生生活を送ることができます。このように本学では、充実した環境のもと、口腔保健を通した、医療における実践力・多角的な視点を確実に身につけることができると思います。

(2021年 大学案内より)

山中 美優
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻4年

レベルの高い知識と技術を学べ、グローバルな視点で。

 口腔保健衛生学専攻では、知識と技術を修練するため、1年生から歯科医療機関を見学実習し、2年生からは本格的に基礎実習などを行います。3年生後期からは、臨床・臨地実習として本学附属病院での処置、医学部附属病院さらには外部の様々な医療機関において実習をします。4年生では、臨床・臨地実習と平行して卒業研究を行います。自ら研究のテーマを考え、実験を重ね、考察を繰り返していきます。多職種連携については、医療総合大学の強みを生かし、医学科や歯学科をはじめとする他学科との合同実習・演習があります。
 さらに、海外研修奨励制度や短期研修など、海外の大学との交流もあり、積極的にグローバルな視野を備えていくことが出来ます。
 医科歯科大学なら、幅広い知識と正確な技術、多職種連携を担う専門職としての役割、またグローバルな視野を備えた歯科衛生士を目指すことが可能です。

(2020年 大学案内より)

歯学科

山口 博
歯学部 歯学科6年

専門的な歯学と包括的な医療の学び

 本学では1年生の際に医学科や保健衛生学科など他科の学生と共に教養を学びます。その際にできた繋がりをもとに、2年生では医学科と共に解剖や基礎医学など全身のことに関しての知見を広げます。医学科と共に学習をし、その目線も学べることは本学の強みの一つです。
 3年生からは臨床的歯学に関しての講義や実習が始まります。実習は模型に対して行い、知識や手技を固めていきます。それらの基礎を固めると、いよいよ5年生の後期からは実際に患者さんに対して治療を行っていきます。治療は各科の専門の先生の指導のもと行います。患者さんも学生クリニックに数年以上いらっしゃっている患者さんがほとんどなので、十分なコミュニケーションをとりながら進めることが可能です。臨床実習は対人間で行うため、非常に緊張感のある実習ではありますが、学生のうちから実践的な臨床実習を安心して行うことができる環境があることが本学の強みであると考えます。

(2024 年大学案内より)

大村 実果里
歯学部 歯学科6年

恵まれた環境のなかで歯科医師人生の基礎を培う

 包括臨床実習では、各専門科の指導医の下、学生1人につき10~20名の患者さんを担当し、診療の全過程を行います。患者本位の歯科医療を提供するためには、口腔内の特殊性や全身疾患への配慮、治療に対する価値観や社会的背景など多面的に考える必要があるため、様々な症例を通して、知識や技能の研鑽ができるだけでなく、担当医としての責任感や医療人としての人間性をも高めることができます。このような歯科医師の基礎となる貴重な臨床経験を、学生のうちから豊富に積むことができるのは、本学ならではの魅力だと思います。
 実習中は、知識や技術不足、自分の未熟さを痛感することも多々ありますが、患者さんに喜んでもらえた時には、大きなやりがいを直に感じることができます。毎日が新たな学びの連続で、親身に相談にのってくれる指導医の先生方、共に励まし合い成長できる同期の仲間たちに支えられながら、充実した日々を送っています。

(2024 年大学案内より)

原田 健太郎
歯学部 歯学科6年

基礎から応用、全身から頭頸部への探求

 本学では、2年生から専門教育が始まります。私たちの専門教育は、講義・実習を通して解剖学、組織学、生理学など全身の基礎医学から始まります。全身の解剖学実習や歯の解剖学をはじめとする幅広くかつ専門性の高い実習では将来の歯科医師としての基礎をつくります。
 基礎医学を一通り学ぶと臨床歯学の講義・実習が始まり、顔面・口の中の病気・治療に関して学びます。模型、人工や実際の歯を用いた実習では担当の先生から丁寧な指導が受けられます。コロナ禍であっても、感染対策に配慮した上で学びを止めることなく、以前と変わらない充実した実習を行っています。
 5年生の後半からは、今までの学習の集大成である本学の病院D棟にある学生クリニックで、指導医の監督のもと来院される実際の患者さんに虫歯、歯周病、かぶせ物、抜歯、入れ歯といった治療を学生が主体となって行っています。事前学習とより一層の責任が求められる実習ですが、他にはない本学ならではの取り組みだと思います。

(2023 年大学案内より)

張 美旭
歯学部 歯学科6年

実臨床に近い環境、一筋縄ではない診療、筆舌しがたい感動

 包括臨床実習では、学生一人につき10~20名の患者さんを担当し、各分野の指導医の下で患者さんとの関係構築、診断、治療、経過の観察など診療の全ステップを行い、実際の臨床現場とほぼ同じ環境を体験します。
 診療を恙無く進めるための予習、予約間隔の設定、患者さんの全身疾患が多く対応が必要な場合や治療する歯が著しく傾斜している場合、患者さんに治療方針に納得して頂けない場合などに多分野の知識を総合して考えることなど大変なことも多々ありますが、知識が経験としてしっかり身につくようになります。難題があった際には同期と助け合い、先生と話し合い、人間的にも成長します。そして問題を解決して患者さんの笑顔を見ることができた時には、座学やマネキンを用いた模型実習にはない達成感が得られます。
 私は上顎の全部床義歯を完成させた時、患者さんに「これほど吸い付く入れ歯は人生で初めてだ」と喜んで頂け、感無量でした。

(2023 年大学案内より)

秦 健太
歯学部 歯学科6年

毎日新しく学ぶことが尽きない包括臨床実習

包括臨床実習では、学生一人につきおよそ20名の患者さんを担当します。各分野の先生方のご指導の下、学部生の段階から治療そのものを行うことができる環境は本当に恵まれているものだと思います。毎回の診療は、事前に治療の流れを指導医の先生と打ち合わせをして十分な準備を行った上で臨みます。その分準備は大変ですが、患者さんの痛みや不安に寄り添って信頼関係を構築していくという歯科医師としての基本姿勢を学ぶことができます。教科書での勉強やマネキンを使っての実習だけでは分からなかった治療の難しさがあり、この実習を通して自分の未熟さを毎回痛感させられますが、できることが少しずつ増えたり、治療後に患者さんが笑顔を見せてくれたりする時にはとてもやりがいを感じます。
6 年間を共にする同期とは互いに切磋琢磨しながら充実した学生生活を送っています。

(2022 年大学案内より)

松村 俊佑
歯学部 歯学科6年

King’s College Londonでの研究実習を終えて

私は Centre for Craniofacial & Regenerative Biology, Dental Faculty, King's College London の Dr. Miletich率いるLaboに3ヶ月間派遣していただきました。眼周囲の腺構造の再生におけるWntシグナルの重要性について調べるという内容で、ドライアイの治療に繋がる可能性を秘めた非常に興味深い研究に参加することができました。これまで研究の経験はありませんでしたが、派遣先のDrやPhDの温かい指導のおかげで、順調に研究を進めることができました。海外での長期滞在も初めての経験だったので、研究室内だけでなく、毎日の日常が刺激的で、得るものが沢山ありました。イギリスという異国の地で、多様な考えに日々触れることで、自分自身の視野を広げ、人としても成長できたように感じます。このようなプログラムに参加し、貴重な経験をできたことに心から感謝しています。
本学は海外への窓口が広いことが大きな特徴の一つです。在学中のこのような機会を活かして、将来の選択肢を増やすのもいいのではないでしょうか。

(2022 年大学案内より)

中山 己緒
歯学部 歯学科6年

多様性に富んだハーバード大学での貴重な経験

私はハーバード大学歯学部のDr.Roland Baronの研究室に3か月間滞在し、骨細胞の骨のリモデリングへの関与といった、骨の分野では世界トップレベルの研究に携わる機会をいただきました。
研究室では研究の手技や学術的な知識だけでなく、世界中から研究者や学生が集まっていたため、様々な国の文化や価値観、医療システムや医療系大学生のカリキュラムなどについて聞き体感することができました。研究経験の浅さや初の海外長期滞在への不安を感じる間もないような、学びの連続で大変充実した日々でした。このようなハイレベルで多様性に富んだ環境で過ごしたことで視野が広がったとともに、モチベーションも向上し研究への興味も更に深まり、自身の将来の進路や勉学の方向性を考えるきっかけになりました。
学部生ながら世界最高峰の環境に身を置けるのは、本学の研究実習の強みです。勉学や研究のみならず、海外での自立した生活も含めて、自身の成長を実感できる貴重な経験になると思います。

(2022 年大学案内より)

原田 健太郎
歯学部 歯学科5年

世界の歯科医療との関わりへの岐路 タイ王国、Srinakharinwirot University

私が夏の長期休暇でタイのシーナカリンウィロート大学に行ったのは、約3 年前2年生の夏のことでした。私にとって外国の歯学部学生との初の交流、また2年生というまた基礎医学を学び始めたころだった私にとって、すべてが新鮮でありました。
10日間の研修は、熱気と活気に満ちた東南アジアの空港から始まり、歯学部の病院見学、実習への参加、さらには現地の歯学部学生とタイ料理を食べたり、週末に観光地を訪れたりと忙しくも、大変密度の濃い経験と世界から見た日本の歯科医療を考えらえる視点を養うことができたと感じています。
帰国後、海外の学生との交流の面白さを感じ、本学を訪れる留学生との交流会等へ参加をし、2020・2021年度では、コロナ禍で直接の留学ができない状況の中でオンラインにてアジア、欧州、米国との交流を継続してきました。
世界各国に多くの協定校を持ち、いかなる状況であっても最善の方法で交流を継続できる力は本学の強みであるかと思います。

(2022 年大学案内より)

浅野 可耀
歯学部 歯学科5年

協定校との交流について

私は4 年生の冬に二つの国際交流を体験しました。
一つ目は、イギリスのキングスカレッジロンドンとのオンライン交流会です。
交流会では、「コロナ禍での歯学教育」「オンライン授業の意義、今後の新しい可能性」など様々なトピックスについて議論をしました。初めてのオンラインでの交流会で緊張しましたが、積極的な意見交換で新しい価値観に触れることができ大変有意義な交流会でした。
二つ目は、アメリカのボストン大学やタイのチュラロンコン大学、イギリスのマンチェスター大学、インドのマニパル大学など世界中の大学が集まるVirtualexchange programです。このprogramでは世界最高峰の歯学・医学教育を行っている大学の学生と直接交流することで、日頃の授業では得ることができない体験談や国際的な考えを得ることができました。東京医科歯科大学の魅力の一つである協定校との交流は、海外学生との絆を深めることや新しい価値観に触れることができる貴重な機会です。
皆さんもぜひ参加してみてください。

(2022 年大学案内より)

松本 彩花
歯学部 歯学科6年

日々ステップアップすることができる環境

歯学科では2年次から口腔内の常態や病態、治療法などはもちろん、人体の解剖学や生理学といった全身についての基礎医学を学びます。
そして5年次の秋から約1年半かけて本学の歯学科で最も特徴的といえる「包括臨床実習」が行われます。この実習では学生専用の診療室で学生の治療に同意していただいた患者さんを担当し、指導医の先生の指導のもとで診療を行います。実際の患者さんと接し診療させていただくことはとても貴重な経験ですので、自然と知識や技術の向上のために励むことができます。また、「包括臨床実習」では指導医の先生方と接する機会が多くありますので、わからないことがあれば指導医の先生に相談しやすく、先生方も親身になって熱心に相談に乗ってくださいます。
加えて本学にはスキルスラボという実習用の歯科ユニットを配置した施設があり、基本的な歯科治療の自己練習を行うことができます。このように知識や技術の向上に励むことのできる環境が整っていることが本学の強みだと感じています。

(2022 年大学案内より)

紅谷 龍一郎
歯学部 歯学科6年

診療参加型の臨床実習

本学のカリキュラムで一番特徴的であるのは、5年生の秋から6年生にかけて行われる診療参加型の包括臨床実習だと思います。この実習では、歯学部附属病院の学生専用の診療室で、学生の診療に同意していただいた患者さんを学生が担当し、教員の指導の下で治療を行います。他の実習とは異なり、自分自身が患者さんの担当医になるために責任感が生じ、自ずから知識や技術の向上に励むようになります。また、患者さんを治療する際の緊張感や集中力はマネキンを使った実習とは桁外れであり、治療の結果が良好であったときの達成感や、患者さんから感謝の言葉を言われた時の喜びはこの実習でしか味わえません。さらに、先生方や同級生に相談し、協力して問題を乗り越えていく日々は、歯科医師になってからも活きる大切な経験になると思います。この他にも本学では質の高いプログラムが多くあり、恵まれた環境の中で実りのある学生生活を送れることでしょう。

(2021 年大学案内より)

荒川 玲美
歯学部 歯学科6年

様々な方面からアプローチされた多様なプログラム

本学には歯学部附属病院があります。約20以上もの診療科が存在し、各学年での病院見学や、5年次後期から実際に患者さんの治療をしていく中で、幅広い選択肢から自分の興味のある分野を見つけることができます。そこで私が興味を持ったのは高齢者歯科学分野です。今や日本は超高齢社会です。ご高齢な方の診療機会が増え、また、病院や診療所へ足を運ぶことが難しい患者さんにも直面します。歯科医師の役割は病院や診療所だけにとどまらず、地域包括ケアシステムの一員としての働きが求められる中、こうした、社会のニーズに合った授業が展開されています。医学部生との合同授業による老年医学や、摂食・嚥下分野による訪問歯科への同行、健康長寿をかかげた授業、多職種連携を掲げた医学部や口腔衛生学科との連携教育などが挙げられます。興味をかきたてられたのも、先生方のきめ細かなご指導、様々な方面からアプローチされた多様なプログラムのためだと思います。

(2020 年大学案内より)

吉田 澄子
歯学部 歯学科6年

国内外で活躍する歯科医師を目指して

本学には、国際的な舞台で活躍する歯科医師を養成するプログラムが用意されています。
私は、Health Science Leadership Programを受講しました。HSLP では、学部や学科を超えて学生が集まり、グループでの英語でのディスカッションで与えられた問題(ケース)の解決を図ることを通じて、様々な文化的背景を持つ相手と円滑で建設的な議論、協働するためのスキルを学びました。
また、本学は多数の協定校を持っており、アジア、アメリカ、ヨーロッパの様々な国への派遣プログラムが用意されています。歯学教育や臨床実習、保険制度、基礎研究などの現状を肌で感じることができます。
私は合わせて4 か国のプログラムに参加し、国ごとの特色の豊かさに驚かされました。また、本学の臨床教育のレベルの高さや、臨床実習がいかに恵まれた環境かということを実感しました。入学前には雲の上にあった将来像が、少しずつ現実味を帯びてきたように感じています。

(2019年 大学案内より)

劉 嘉懿
歯学部 歯学科6年

日々成長できる学生生活

私は大学1年生の時に外国人留学生として入学しました。本学では基礎と臨床の統合型講義・実習がとても充実しています。例えば、2年次以降には、全身の常態と病態を理解できる歯科医師になるために、医学科の学生とともに学習できる医歯学融合教育カリキュラムがあります。そして、各学年に病院の見学実習もあり、臨床現場のイメージを早いうちに掴めることもできます。さらに、5年次の後期から1年間にわたって行われる包括臨床実習があります。学生1人が20人ほどの患者さんを担当し、先生方の指導下で、補綴、保存修復、口腔外科など様々な歯科治療を実際に行うことができます。今まで学んだ知識の応用、さらに新しい知識と技術を身に付け、自分の成長を日々感じる臨床実習です。このように、本学での恵まれた環境の中で、自分が目指す歯科医師に近づけていけると実感できる学生生活がきっと送れると思います。

(2018年 大学案内より)

動画で紹介!口腔保健工学専攻 動画で紹介!口腔保健工学専攻