口腔保健工学専攻で学びたい方

口腔保健工学専攻で学びたい方

東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻は、2011年4月に歯科技工士養成校のうち4年制大学として全国で2番目に設置された大学です。前身は1929年に設立された歯学部附属病院歯科技工士学校で、歴史は大変古いです。本学卒業時には歯科技工士国家試験受験資格を取得でき、学士(口腔保健学)を取得できます。2015年4月には大学院医歯学総合研究科医歯理工学専攻に2年制修士課程も設立されました。2018年4月からは大学院医歯学総合研究科医歯理工保健学専攻に修士課程が改組されました。2023年4月から3年制の大学院生命理工医療科学専攻に博士課程が設立されます。

一般入試の入学募集人員は8名です。そのうち私費外国人特別入試は若干名です。平成30年度から特別選抜入試が始まり、その募集人員は2名で、推薦入試と国際バカロレア入試があります。推薦入試で合格者が募集人員に満たない場合は、その欠員数を一般入試に含めて選抜します。また、2年次編入学制度があり、歯科技工士学校卒または大学・短期大学卒で2年次に編入することが可能です(募集定員5名)。2024年度編入生から入試時期が6月に変更されます。詳細は大学ホームページをご覧ください。

入試情報、入学案内の詳細は大学ホームページをご覧ください。

入試Q&A

Q1. 実技試験はどんなことをするんですか?

A1. 一般入試では事前に募集要項に公表されている課題について,油粘土を使って1時間で1つの立体を作っていただきます。
編入学入試でも同様に,油粘土を使って1時間で1つの立体を作ることを行っていただきます。課題は募集要項に公表されているものです。
実技試験で用いる油粘土は、新日本造形(株)の「かるい油土」です。入試課のホームページに写真が掲載されています。
使用することのできるものは、直定規1本とカッターナイフ1本のみです。
募集要項に公表されている課題について実際に同じ油粘土で練習し、高校の美術の先生など、他の人のチェックを受けてみてください。

Q2. センター入試での理科の試験科目は何をとったほうがいいのでしょうか?

A2. いずれの学科目でも結構です。教養部では生物、化学が必修になっています。学部の授業内容を考えると、物理、化学を勉強しておいたほうが講義内容の理解が早いことがあるかもしれません。

Q3.過去の編入学試験問題は公開されていますか?

A3.本学では、過去の試験問題の配布・販売等はおこなっておりません。
「編入学試験」の試験問題のみ、窓口での閲覧が可能です。
閲覧御希望の方は、必ず身分証明書(学生証・保険証等)をお持ちになり、入試課窓口(1号館西1階)までお越しください。
閲覧可能時間は平日8時30分から16時00分までとなっております。

模擬実習(粘土による造形)

無断転載不可

編入生の声

市原 謙一
大学卒業後2年次編入
2回生
2016年3月卒業

 私は音楽大学を卒業し就職をしましたが、モノづくりをとおして人に喜んでもらう仕事をしたいと思い、歯科技工士資格取得を目指し、伝統と歴史が残る本学口腔保健工学専攻2年次編入をしました。2年次には1年次の専門科目も学ぶ必要があり時間に追われることもありましたが、3年次からの実践に即した歯科全般の授業や実習を受けたことで、歯科に対する知識がより深まりました。
 2年制専門学校と異なり、本学では歯科技工士資格取得のための授業のみならず、臨床実習や研究など現場に即したカリキュラムが受けられるため自分に自信がつきました。今後は工学専攻で学んだことを生かし、活躍できる歯科技工士を目指してまいります。

入学者の声

一般選抜

入江 咲綺
歯学部口腔保健学科
口腔保健工学専攻

 私は視野を広く持ちコミュニケーション力を強みとした歯科技工士を目指すことのできる、国際性豊かで世界最高レベルを目指している点に惹かれ本学に志望させていただきました。実技試験という珍しい形式に戸惑いながらも必死に練習しました。今年からカリキュラムが大きく変化する中、人々の健康と幸せのために貢献できる医療人になるべく前進していきたいです。

出典:2024年 大学案内

鈴木 小瑠璃
歯学部口腔保健学科
口腔保健工学専攻

 東京医科歯科大学は歯科技工士を目指すことができる数少ない大学の1つであり、医療を学ぶための環境が非常に充実しているという点に魅力を感じ志望しました。入試では実技試験という経験したことのない形式の試験の対策に戸惑いましたが、実際の入試で使う粘土を使用し何度も練習を重ねることで、時間制限や粘土の扱いに慣れることが大切だと思います。大学では他学科の人との交流を大切にし幅広い視野を持った医療従事者になりたいと思います。

出典:2023年 大学案内

細井 亜弥乃
歯学部口腔保健学科
口腔保健工学専攻

 歯科技工士を目指せる数少ない大学のうちの1つであり、他学部と一緒に学ぶことのできる教養部がある事や盛んな国際交流に魅力を感じ、本学を志望しました。実技試験という珍しい形式の試験があり対策に戸惑いましたが、美術科の先生に指導を仰ぎ、技術の精度を高めていきました。コロナ禍で学生生活も大きく変わりましたが、今できる事を1つずつ積み重ねたいと思います。

出典:2022年 大学案内

特別選抜Ⅰ

嘉陽 司英菜
歯学部口腔保健学科
口腔保健工学専攻

 歯科技工士として人々の健康に貢献し、笑顔になってもらいたい。私はその思いで、口腔保健工学専攻の推薦入試を受験しました。面接練習の際に言葉が詰まることが多く苦労しましたが、高校の先生方の協力もあり本番では克服することができました。東京医科歯科大学では思いを叶えるためにも、高度な技術、幅広い知識を学び身につけてゆきたいです。

出典:2023年 大学案内

五嶋 七彩
歯学部口腔保健学科
口腔保健工学専攻

 私はグローバル化や少子高齢化の進む社会の中で多くの人の幸せに貢献したいと考えています。そのため世界でもトップ水準の教育を受けられと同時に最先端技術が導入され、他大学や国際性豊かなカリキュラムが充実している本学に強く惹かれました。大学生活では様々なプログラムに参加し、自身のスキルアップを目指したいと思います。最後になりますがこの場を借りて多くの場面で支えてくださった方、家族に感謝申し上げます。

出典:2022年 大学案内

卒業生アンケート

東京医科歯科大を卒業して良かったと思う理由

  • 少人数で手厚い指導が受けられた。高い知名度は技工士として業務をする現在のモチベーションの一つでもある。
  • 先生や同期との距離が近く、現在も学んだ知識が活かされているため。
  • 技工に関することだけでなく、幅広く学べたので、就職選択肢が広がったと思ったからです。

出典:2024年 大学案内

動画で紹介!口腔保健工学専攻 動画で紹介!口腔保健工学専攻