海外研修奨励賞

平成27年度 海外研修者の声

【イギリス】 〈オックスフォード大学〉 小林 万理恵(歯学部 歯学科)

このたびUniversity of Oxford, St John’s College の研究室にて、新生児低酸素脳症への有効な治療法の評価・研究に携わりました。広い視野を持つ多国籍なメンバーと議論をするたび、自分は社会のために何ができるだろうかと深く考えました。8世紀以上にわたりアカデミズムをリードしてきた大学都市で出会う、学問・研究・人々・文化。その全てが「こんなにも学問や人間は面白い」と、自分の興味を目覚めさせてくれたと感じます。
私の研究留学をたくさんの方が支えてくださいました。「海外研修って、どういうものなのだろう」という方、ぜひその好奇心を大切になさってください。いつか皆さんが世界へ向けての一歩を踏み出される日を、心より応援しております。

【アメリカ】 〈ミシガン大学〉 髙綱 裕紀子(歯学部 口腔保健学科)

私は、本学の海外研修奨励賞により、アメリカの Michigan University で研修させていただきました。研修先では、授業の聴講や臨床実習では実際にアシストをしながら、治療やオペの見学をしました。
今回の研修を通して、アメリカ・日本双方の良さを知ることができたとともに、全く異なる視点から日本について聞かれるので、客観的に日本の歯科医療を考える、良い機会となりました。日本から海外に発信していかなければならないことも多いと強く感じたため、今回の研修での経験をこれからの研究に繋げていきたいと思います。
最後に貴重な機会を与えてくださった本学並びに、サポートしてくださった全ての方々に、深く感謝申し上げます。

【スウェーデン】 〈ヨーテボリ大学〉 渡辺 舞子(歯学部 口腔保健学科)

私は海外研修奨励賞を利用して、スウェーデンのヨーテボリ大学の歯科技工学科で 2 週間研修させていただきました。大学で学生と共に実習を行い、スウェーデンと日本との文化の違いを感じ、そして日本とスウェーデンのそれぞれの良さに気づきました。また、大学内のクリニックを見学し、スウェーデンの医療保険の充実ぶりに驚き、また福祉政策が進んでいることも知りました。そのようなことが分かったのも、実際に自分の目でスウェーデンの実情を視察することができたからだと思います。
これからは、海外研修で学んだことを活かして勉学に励みたいと思います。今回このような貴重な経験をさせていただき、深く感謝しております。