卒業生の声

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卒業生の声(一覧)

口腔保健工学専攻

竹内 七海
株式会社ジーシー東京支店
東京医科歯科大学
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻
2020年度卒業

「歯科技工士」という資格を活かして、
自分らしく働く

 歯科技工所で働く歯科技工士になりたくて、東京医科歯科大学に入学しました。口腔保健工学専攻では、歯科に関する講義や技工実習はもちろん、コンピュータデザインや3Dプリン ターを用いた最先端のデジタル実習、顔面や手指など歯科を超えた領域の補綴装置製作や、歯科企業への訪問研修、台湾での海外研修など、自分が考えていた歯科技工を超えて幅広く学ぶことができました。
 その中で、歯科技工に携わるたくさんのお仕事を目にし、自分の将来についても様々な選択肢からより 自分に合った働き方を選ぶことができると気づきました。私は歯科技工士の道へは進まず、現在は歯科メーカーに勤務しています。歯科医師や歯科技工士のお客様と関わりながら日々学び、得た知識でお客様の力になれるこの仕事にやりがいを感じています。
 歯科技工業界は現在、デジタル技術の進歩や歯科技工士の高齢化・人手不足などにより、日々状況が変わりゆく業界です。しかし、本専攻で学んだ幅広い知識と経験は、どの道に進んでも大きな財産となります。
 「歯科技工士」という資格を活かして自分らしく働く、そんな将来を目指してみませんか。

豊田 真奈
東京医科歯科大学
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻
2018年度卒業

現場の歯科技工士を助ける
新製品を開発したい

 口腔保健工学専攻のプログラムで模擬実習を体験し、ものづくりを通じて医療に貢献できる歯科技工士に興味をもちました。幼い頃から手作業で何かを作ることは好きで得意な方でしたので、自分が得意な分野と、多くの人の役に立つ医療が結びつく職業だと感じ、将来の目標として目指すようになりました。
 試験片の作り方一つとっても、最初はコツが分からず、苦労することばかりでした。実験には失敗がつきものですが、その都度改善すべき点を見つけ、前向きに取り組んでいます。周囲から学ぶことは多いのですが、歯科技工士資格を持つ私の知識が必要とされるて開発を進めていくことに、仕事の面白みを感じています。
 学生時代から、歯科技工士の長時間労働や粉塵などによる健康被害は大きな課題だと感じていました。これまでにない新たな製品を開発することで、歯科技工士の作業の効率化や作業時間の短縮を図り、現場のみなさんの労働環境の改善に繋げたい。そう考えて、この仕事を選びました。歯科医療全体の現状とニーズをしっかり把握し、より便利で使いやすい製品を開発していきたいと考えています。

田村 聡
東京医科歯科大学病院
基盤診療部門歯科技工部
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻
2014年度卒業

高い付加価値を身につけ、
多分野で活躍する新たな歯科技工士に

 口腔保健工学専攻では歯科技工の基本的な知識と技術の習得はもちろん、最先端のデジタル機器を使用した実習や海外研修などの幅広いカリキュラムにより、様々な分野で活躍できる人材が育成されています。
 4年次の医歯学融合教育では他学科の学生と協力して課題を進めることで、歯科技工士という立場でチーム医療に貢献する方法を学びました。臨床実習では本学大学病院の臨床症例を担当することで、その難しさや緊張感を学び、卒業後の心構えが出来ました。
 現在、歯科技工業界は歯科技工士不足や作業のデジタル化など変革の最中にあります。
 また歯科医療技術の進歩や日本の超高齢化による歯科訪問診療の増加などから歯科技工士へのニーズも変化してきていると感じます。
 工学専攻で学ぶ4年間は、新しいニーズに対応する高い付加価値を身につけ、卒業後の様々な選択肢のいずれにおいても自分を助けてくれる素晴らしい経験を得ることができると思います。

小野 由貴奈
株式会社ロッキーマウンテンモリタ
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻
2015年度卒業

矯正器材の商社に就職。
新人社会人として奮闘中

 学生時代に身につけたCAD技術を活かして、現在流行りつつあるマウスピースで矯正できるシステムなどを発展・普及させ、歯科のデジタル化を進めるような仕事がしたいです。また、歯科医師とメーカーとの間に立ち、歯科医療現場で製品を開発・提供していきたいと考えています。
 私が入社した会社は取扱製品の約半数が海外メーカーの製品です。海外とのやりとりも多く、英語力も必要とされます。大学3年のときにスウェーデン留学を経験したこともあり、英語力が活かせる職場であることも魅力でした。
 現在は、開発・技術サービス課に配属され、新商品開発や技術的なサポート業務を担当しています。過半数が歯科技工士資格を持つ部署で、東京医科歯科大学出身の先輩から助けられることも多いです。はじめのうちは社会人としてのマナーも分からず、戸惑ってばかりでした。これまで固定電話を使った経験がほとんどなかったので、電話応対や言葉使いから勉強しました。今は自分の仕事を覚えることに必死で、3000種類もの製品が掲載されている自社カタログを見ながら商品の勉強をする日々です。
大学時代の学び、先輩からご指導いただいたことを活かし、歯科医療現場の発展に貢献していきたいです。

八巻 知里
昭和大学歯科病院歯科技工室
歯学部 口腔保健学科
口腔保健工学専攻
2014年度卒業

歯科医療技術者として
質の高い医療を提供するために

 工学専攻では、さまざまな分野で活躍できる人材を育成するため、歯科技工の専門知識や技術のほか、コミュニケーション能力や国際感覚を養うことにも重点が置かれています。2年全員で参加する海外研修は、先方の学生との交流を楽しみ、英語学習への意欲を高める機会になっています。4年次の医歯学融合教育では他学科学生との意見交換を通して多職種間の相互理解を深め、医療における自分の役割を改めて考えることができ、また臨床実習では患者さんの口腔内補綴装置の製作を通して、技術のみならず歯科医師との意思疎通の重要性を学びました。
 私は、現在大学病院の歯科技工室に勤務していますが、医療に携わる全員の連携によって患者さんに満足していただける質の高い歯科医療が提供されること、そして、日々自ら進歩しなければならないということを実感しています。
大学で学んだことを活かし、歯科医療技術者としてこれからますます高みを目指していきたいと考えています。

口腔保健衛生学専攻

松田 悠平
東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科
生涯口腔保健衛生学分野 講師
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻
2012 年度卒業

Think Globally, Act Locally.
世界で活躍できる歯科衛生士になりませんか?

 東京医科歯科大学歯学部は世界大学ランキングでも常に上位にある、国際的な評価が高い大学として認知されている大学の1つです。
 ここ口腔保健学科口腔保健衛生学専攻においても充実したカリキュラムのもと、多様で世界的に著名な教員から充実した講義が受講できる環境が整っています。そのため卒業生の進路も多様であり、歯科衛生士として勤務する他、研究者、企業、行政など多岐にわたるフィールドで活躍しています。その活動の幅も広く、日本ひいては世界で活躍している卒業生が多くいます。これは当専攻の国際的な視野に立ったカリキュラムや取り組みが大きく寄与しているのみならず、基本を大切に地道で確実な能力を付与するための環境があるためだと考えます。まさにThink globally, Act locallyの精神が根付いているこの口腔保健学科口腔保健衛生学専攻で広く活躍できる歯科衛生士になってみませんか?

安達 奈穂子
東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科
口腔疾患予防学分野
歯学部 口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻
2007年度卒業

歯科衛生士は生涯にわたって
人々の健康に寄与する仕事です

 歯科衛生士は、お口の健康を通じて、人が胎内にいるときから生涯にわたって、人々に寄り添い、健康を支援できる存在です。
 私は口腔保健衛生学専攻の1 期生として学びました。歯科衛生士という仕事の魅力を知り、それを体現したいという思いから、臨床経験を積み、大学院で知見を深め、現在は口腔保健衛生学専攻で教育と研究に携わっています。
 本学では、医療系総合大学という強みを生かした医学科・歯学科との連携実習、附属病院のみならず充実した臨地実習、多様なバックグラウンドをもつ講師陣による様々な講義・実習・演習を通じて、他では得られない充実した教育を提供しています。この本学ならではのカリキュラムは、学生の自由なキャリアデザインを促し、卒業生は様々な分野で活躍しています。口腔の健康を通じて社会に貢献する、そのような魅力ある歯科衛生士になってみませんか。

戸田 花奈子
東京医科歯科大学
大学院医歯学総合研究科
口腔疾患予防学分野 助教
歯学部 口腔保健衛生学専攻
2013年度卒業

歯科衛生士の活躍を支えてくれる、
充実した教育

 私は入学後、教育・臨床・研究それぞれの分野で活躍する先生の姿に憧れて大学教員の道を志すようになりました。口腔保健学科卒業後は本学大学院修士課程および博士課程を修了し、現在はむし歯や歯周病の効果的な予防システムに関する研究をしています。
 大学では歯学部附属病院で各専門外来での実践的な指導を受け、実際に患者さんと接して処置を行う充実した日々を過ごしました。病院の実習で得た経験のおかげで歯科衛生士免許を取得して、早い段階から患者さんを担当させていただきました。さらに医療系総合大学ならではの実習で印象に残っているのは、医学科と歯学科の連携実習です。他分野の学生と意見交換した経験は、患者さんに対する多角的な視点を持つよう意識するきっかけになりました。本学ならではのカリキュラムは学生の自由なキャリアデザインを促し、卒業生は様々な分野で活躍しています。口腔の健康を支えることで社会に貢献する、未来の歯科衛生士をお待ちしています。

三浦 汐美
歯学部 口腔保健衛生学専攻
2013年度卒業

あらゆる視点から、
歯科口腔保健の展開を考えられる

 私は本学を卒業後、神奈川県に入庁し、現在は厚木保健福祉事務所に配属され働いています。主な業務内容は、自所属の管轄である5つの市町村内の歯科保健全般に関して、専門的かつ技術的な面での支援等を行うことです。
 本学では、歯科衛生士に必要なことをさまざまな角度から学ぶことができるので、自分自身の視野を限りなく広げられます。
 特に、医歯学融合教育で、専門職の立場から意見を積極的に述べ、ディスカッションできたことは大変貴重であり、多職種連携が基本となる行政の場で活きています。また、医療と福祉の両面から歯科口腔保健を考える豊富な機会と、社会背景に適した学びは、卒業後にどの分野に進むにしても、歯科衛生士としての礎となります。
 今後、加速する超高齢社会のなかでは、歯科衛生士の活躍が多岐にわたって期待され、必要とされます。私も、皆さまと共にその一端を担う歯科衛生士になれることを願っています。

佐藤 未奈子
歯学部 口腔保健衛生学専攻
2012年度卒業

各分野で求められる
歯科衛生士の専門性について学ぶ

 私は本学を卒業後、千葉県の歯科医院に勤めており、今年度より本学の非常勤講師としても勤務しております。歯科医院での主な業務内容は、歯周基本治療、診療補助等です。成人の約8割が歯周病に罹患していることをご存知でしょうか。私が勤務する歯科医院は歯周病専門であり、重度歯周炎の方が来院されることが多く、専門的知識が求められます。
 本学では、講義や実習を通して様々な分野での歯科衛生士の専門性を学ぶことができます。医歯学融合教育や歯学科との連携教育もカリキュラムに含まれており、知識だけではなく、他職種との関わり方を学べる点は、本学の特徴だと思います。また臨床実習では実際に患者さんを担当することができるため、臨床経験を十分に積むことができます。
 超高齢社会が加速する中、歯科衛生士の活躍の場が多様化しそれぞれの分野での専門性が求められています。皆様のご活躍を期待しています。

木村 文香
東京医科歯科大学
歯学部附属病院
歯科衛生保健部
歯学部口腔保健学科
口腔保健衛生学専攻
2011年度卒業

総合病院ならではの口腔ケアを実践

 現在私は、本学歯学部附属病院口腔ケア外来の歯科衛生士として働いています。外来で患者さんへの口腔衛生指導や専門的なスキルを活用する口腔ケアだけでなく、医学部附属病院に手術のために入院されている患者さんの口腔ケアにも携わっています。口腔ケアの後、患者さんの安心した表情を拝見したり、感謝の言葉をいただいた時には歯科衛生士としてのやりがいを感じ、次への活力となっています。また、医学部への往診に行く中でチーム医療の重要性を痛感したため、今年度より、チーム医療を推進できる指導者を目指すための、「課題解決型高度医療人材養成プログラム」という教育プログラムを履修しています。
 口の健康と全身の健康には強いつながりがあることが明らかになってきており、口腔ケアの専門家である歯科衛生士の活躍する場がますます広がっています。本専攻では医療の進歩に伴い変化する社会のニーズに合わせ、授業内容も毎年更新されています。さらに、医・歯学部附属病院との連携によって先端医療を実地に学ぶ体制があるのも、本学の特色の一つであると思います。
 今の自分があるのは、学生時代に最先端の知識・技術をご指導してくださった先生方や、ハードスケジュールをこなし、切磋琢磨して成長した仲間のおかげです。本大学での4年間を通して様々なことに挑戦し、歯科衛生士として高い志を持った後輩が増えることを楽しみにしています。

歯学科

駒ヶ嶺 友梨子
東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科
高齢者歯科学分野
講師(キャリアアップ)
歯学部 歯学科
2006年度卒業

豊富な知識や貴重な経験が得られる環境で勉強できます!

 私は高齢者歯科学分野に所属し、本大学病院歯系診療部門では義歯科という、被せ物や入れ歯を必要とされる患者さんの治療を主に行う外来で診療を行っています。口腔の機能は審美や発音、咀嚼、嚥下などを担い、本大学病院歯系診療部門での歯科治療は、これらの機能を回復し、最終的に、患者さんが健康で質の高い生活を営んでいくことができるように、さまざまな外来の先生方と協力して治療を進めています。
 また、近年は高齢者のフレイル(身体や認知機能の衰え・低下)が問題となっていますが、そのフレイルも口腔の機能が大いに関連していることが研究で報告されています。フレイル以外にも口腔と全身の関連性は多くの研究で指摘されていて、本学では歯学部内での他分野と連携した研究、さらに医学部とも連携した研究が広く行われています。本学は、口腔から全身の健康を実現するための多くの知識を得ることができ、そして得られた知識を臨床や研究に大いに生かすことができる場であると思います。

金 暎勲
東京医科歯科大学
歯学部 歯学科
2018年度卒業

「手」と「頭」、そして「こころ」
を学ぶ。

 多くの患者さんと接しながら、「頭の知識」、「手の技術」、そして何より「こころ」を学べるのは本学ならではのものだと強く思います。
 本学のカリキュラムにおける最大のポイントとも言えるこの実習は、学生の勉学のために協力をしてくださる多くの患者さんのお陰でなされています。各専門科の先生方の指導の下、学生自らが治療方針、治療計画、治療そのものまで自主的に行い、1年を経て様々な症例を経験します。先生方の指導を受け、できることが一つ一つ増えていく過程は自分の成長を実感できる良い成長触媒になってくれました。
 知識や手技のみならず、学生各自がおよそ20名の患者さんと直接信頼関係を築き、患者さんの痛みや不安を深く理解し、その中で患者さんに対し歯科医師とはどのような存在であるべきかが確立していきます。この「こころ」こそが歯科医師として歩むこれからの人生の中で最も固い基盤になってくれる気がします。  「知」と「癒し」を兼ね備えた歯科医師を目指し精進しましょう。

金澤 学
東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科
高齢者歯科学分野 助教
歯学部 歯学科
2001年度卒業

世界の歯科医療を
リードしよう!

 私は現在、高齢者歯科学分野に所属し、日本で最多の患者数を誇る歯学部附属病院にて補綴歯科という被せ物や入れ歯を専門とする外来で診療を行いながら、研究と教育に携わっています。超高齢社会を迎えた日本において、口腔から全身の健康を改善するためには何をしたら良いのか、どのような仕組みを考えれば良いのか、そのようなことを考えながら臨床研究を行なっています。
 皆さんがご存知の通り、日本は世界で最も高齢化率が高く、それは2060 年まで続くと予想されています。超高齢社会における歯科医療サービスに関して、トップランナーとして走り続ける日本を世界中が注目しています。そのような中、本学では欧米やアジアなど様々な国から依頼を受け講演や実習を行ない、また、様々な国の医療関係者が本学の病院や医療システムを学びにきています。超高齢社会に対する優れた医療システム作りに貢献できるのは日本ならでは。そして、世界の歯科医療をリードする優れた臨床研究が行えることは本学ならではの醍醐味です。

則武 加奈子
歯学部 歯学科
2005年度卒業

世界に誇れる本学の
学部教育プログラム

 私は現在、歯科総合診療部の助教として、臨床・研究・教育の業務に携わりながら、厚生労働省医政局歯科保健課に歯科医療技術参与として出向し、歯科医師臨床研修に係る業務などに従事しています。参与という立場を経験し、私自身が担当している診療参加型臨床実習〈包括臨床実習〉、多職種連携教育〈チーム医療入門〉・〈D6-OH4連携実習〉や、その他にも医歯学融合教育、病態科学演習、研究実習や海外研修制度など、本学の多様で特徴ある学部教育プログラムが、国内のみならず世界と比較して誇れるものであることを改めて認識しています。また、これらの職務と3歳になる娘の子育ての両立は、家族や職場の理解とサポートに加え、本学が展開する研究支援員配備事業、学内保育園などの事業にも支えられており、やりがいのある仕事を楽しく続けられています。
 今後、歯科医師を目指す皆さんとともに学び、ともに成長できることを願っています。

栢森 高
歯学部 歯学科
2004年度卒業

基礎医学に従事する卒業生から、
本学を目指す皆さんへ

私は卒業後14 年目となる現在、口腔病理学分野の助教として勤務しています。病理医として、顕微鏡を駆使して病気を診断したり、不幸にしてお亡くなりになられた患者様を解剖させていただいたり、病気が起きる原因を解明したりするのが私の仕事です。
卒業生の多くは臨床医として活躍しますが、私は学生時代から解剖学、組織学や生化学などの基礎医学に興味があり、迷わず一番興味を惹かれた病理学に従事することにしました。本学は臨床面ではもちろんですが、研究面においても国際的に素晴らしい成果をあげて活躍されている基礎の先生がたくさんおられます。またどの先生も学生教育には熱意があり、「研究に興味がある」、「研究がしてみたい!」という学生は大歓迎です(私自身、学部生時代に基礎の教室に出入りして、研究をさせていただきました)。
本学で歯科医師を目指す皆さんに、基礎医学の大切さ、面白さを伝えられればと思います。

犬飼 周佑
歯学部 歯学科
2001年度卒業

教育を振興する立場から
大学をみて

 私は本学を卒業後、部分床義歯補綴学分野で大学院生を経たのち、助教として臨床・研究・教育の業務に携わりながら、文部科学省高等教育局医学教育課に技術参与として出向しています。職務としては、主に歯学教育の質向上のための施策に関する業務に就いており、今までの大学での学生教育と歯科医師の養成の経験を生かしながら、社会のために貢献できる高度専門医療人材養成に関する取組にあたっています。
 文部科学省での業務を経験し、各大学歯学部の取組状況を知ることで、充実した診療参加型臨床実習をはじめとした本学での学部教育が、日本国内のみならず世界と比較しても高いレベルであり、歯科医学及び歯科医療の発展のために指導的役割を果たすことのできる歯科医師・歯科医療技術者・歯学研究者を養成していることを改めて認識しました。今後も皆さまと共に歯科医学の発展に貢献していけることを願っております。

動画で紹介!口腔保健工学専攻 動画で紹介!口腔保健工学専攻