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口腔デバイス・マテリアル学分野

口腔デバイス・マテリアル学分野

教授
猪越 正直
准教授
大久保 喬平
猪越 正直

分野概要

口腔デバイス・マテリアル学分野は、2024年より新設された全く新しい分野です。超高齢社会の日本では、健康寿命の延伸が課題であり、そのために口腔機能の維持・向上の重要性が見直されてきています。口腔デバイス・マテリアル学分野では、口腔機能の評価デバイスや、口腔内環境のモニタリングとなるデバイスの開発、さらには従来の貴金属を用いた歯科治療からセラミックス等の新規歯科材料や治療方法の開発を目指します。臨床視点からのデバイス開発、歯科材料開発を進めます。口腔デバイス・マテリアル学分野では、口腔生命医科学分野をはじめ、基礎系、臨床系の分野と協力しながら、口腔科学センターの運営に従事し、学外の研究機関や企業、海外の研究機関とも連携しながら世界一の口腔科学研究の拠点となることを目指しています。

口腔デバイス・マテリアル学分野イメージ図

研究活動

口腔デバイス・マテリアル学分野では、大きく分けて2つのテーマに取り組みます。
1.口腔内環境・口腔機能評価用デバイスの開発と、2.新規歯科材料の開発です。いずれのテーマにおいても、積極的な社会実装を目指します。

  • 口腔内環境・口腔機能評価用デバイスの開発
    ①口腔機能低下症といった口腔機能の評価が可能なデバイスの開発
    ②咬合力や咀嚼能力を評価可能なデバイスの開発
  • 新規歯科材料の開発
    ①歯科用セラミックス・ジルコニアに関する先駆的研究
    ②歯科用高分子材料に関する研究
    ③バイオアクティブ材料に関する研究
    ④新規歯科材料に関する臨床研究
    ⑤新規歯科材料や歯科治療技術に関するシミュレーション解析

教育活動

歯科領域で用いられているデバイスや、最新の歯科材料学に関する教育を担当する予定です。