顎顔面補綴学分野
- 准教授
- 隅田 由香
- 助教
- 服部 麻里子

所在地 10号館2F
TEL 03-5803-5556
分野HP http://www.tmd.ac.jp/mfp/index.html
分野概要
頭頸部がんの切除後などに後遺した後天的な頭頸部領域の欠損,あるいは口唇裂口蓋裂のように先天的な頭頸部領域の欠損を持つ方々の人生を支えるために,世界唯一の顎顔面補綴の専門分野として,研究,教育,臨床の全てに全力を尽くします.
研究活動
顎顔面補綴治療の治療効果を高めることを目的に研究に取り組んでいます.
口腔顔面領域における解剖学的形態学的欠損が咀嚼· 嚥下· 発音機能並びに審美性· 心理·
感情に及ぼす影響を生体計測学的手法,心理学的手法を用いて解明し,補綴的形態再建法,機能回復法の教育研究を行っております.
- 顎顔面欠損患者の補綴診断に関する研究
- 顎顔面欠損患者の機能回復のための補綴治療法に関する研究
- 顎顔面欠損患者の咀嚼機能評価に関する研究
- 顎顔面欠損患者の発話機能評価に関する研究
- 顔面補綴に用いる材料の開発に関する研究
教育活動
その方の経験やその方の知りたいこと,深めていきたいことを尊重し,「学び」の意欲を高める教育にあたることを信条としています.また,世界の顎顔面補綴の教育の質を上げるための世界的な取り組みも行っています.
臨床活動
顎義⻭外来と⾔語治療外来を担当し,種々の先天的あるいは後天的な障害を有する患者に対し,顎⼝腔領域に後遺した機能的・形態的障害の再建・回復ならびに⻑期にわたる保存を図っています.具体的には⼝唇裂⼝蓋裂患者の⾔語治療ならびに補綴的再建,上顎,下顎,顔⾯⽋損に対する補綴治療, 放射線治療補助装置およびそれらの患者の⻭科的問題に対する治療を⾏っています.