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全分野紹介

法歯学分野

教授
櫻田 宏一
准教授
斉藤 久子
助教
峰岸 沙希
櫻田 宏一

所在地 M&Dタワー8階北
TEL 03-5803-4163 FAX 03-5803-4163
MAIL sakurada.fde(ここに@を入れてください)tmd.ac.jp
分野HP http://www.tmd.ac.jp/dept/dentistry/fde/index.html

分野概要

法歯学(歯科法医学)は、犯罪に関連するご遺体や生体試料からの個人識別はもとより、近年多発する大事故や大災害での歯科所見による身元確認という、社会的に重要な任務を担っている。特に、平成24年6月に死因究明二法といわれる法律が成立して以降、個人識別に関する研究、鑑定および教育の推進がさらに求められるようになった。当教室では、最新の分子生物学的手法や画像解析技術を用いた、歯や骨などの硬組織、軟組織や体液、あるいは顔画像からの個人識別を主な業務としている。

白骨死体から
身元を明らかにします。

研究活動

  • 個人識別に関する研究
    • ● 歯科所見を用いた身元確認に関する研究
    • ● 歯・骨等の硬組織、軟組織および体液等を用いた研究
    • ● 復顔・顔画像解析に関する研究
  • 虐待とネグレクト
  • 歯科医療事故と医療訴訟
  • 歯科医療制度問題
  • 法中毒

教育活動

学部学生に対しては、死因究明制度と歯科医師との関連を理解させ、その上で、歯科所見を用いた身元確認が歯科医師として社会から求められている大きな役割の一つであることを理解させる。また、学生の多くは、やがて地域で警察行政に携わる機会を持つことが想定され、死者の人権、そして公衆衛生の向上に寄与するためにも、その基礎となる死体現象や死因の特定など、法医学を理解させる。大学院生に対しては、歯科法医学の研究領域を理解させ、自ら研究課題を立案し、研究を進められる能力を養う。また法医解剖を通した実践的な個人識別法を学び、その重要性を理解させる。

教育方針

実務と研究の両輪を実践できる環境の中でこそ、学生にとってより効果的な教育が達成できるものと考えている。

臨床活動および学外活動

法医解剖における身元不明死体の個人識別や関連する鑑定実務。事故や災害時での身元確認作業。各種自治体等が行う防災訓練や身元確認研修への参加。