メニュー

全分野紹介

認知神経生物学分野

教授
上阪 直史
講師
田中 大介
助教
中井 彩加
上阪 直史

TEL 03-5803-5445FAX 03-5803-0186
分野HP https://uesaka0808.wixsite.com/website

分野概要

当分野では、神経生理学、発生工学、分子生物学などの多様な手法を用いて、脳発達、脳機能、脳疾患における新奇概念を打ち出すことを目指しています。

研究活動

  • 脳の機能発達
    生後発達期におこるシナプスの選択的強化・除去(シナプス刈り込み)のメカニズムを研究しています。
  • 口腔と脳のクロストーク
    口腔感覚の脳内情報処理機構や口腔運動の脳による制御機構の解明を目指しています。
  • 脳疾患
    脳疾患が発症・悪性化するメカニズムの解明を目指しています。

教育活動

  • 「神経系の機能I(神経生理学総論、運動機能)」ユニットの講義
    感覚、知覚、運動にかかわる末梢、中枢神経系の機能についての講義を行う。活動電位の発生· 伝導の機序、シナプスの伝達機序、 骨格筋収縮メカニズム、筋伸展受容器および脊髄· 脳幹· 小脳· 大脳基底核· 皮質運動野の機能について学習する。
  • 「神経系の機能II(知覚、情動、本能、睡眠、高次機能)」ユニットの講義
    感覚、知覚、運動にかかわる末梢、中枢神経系の機能についての講義を行う。感覚系の機能、情動· 本能· 睡眠の神経機構、高次脳機能について学習する。
  • 人体生命維持システムの機能を習得する。
    感覚、知覚、運動にかかわる末梢、中枢神経系の機能についての講義を行う。感覚系の機能、情動· 本能· 睡眠の神経機構、高次脳機能について学習する。
  • 「口腔生理」ユニットの講義
    人体における末梢神経系と感覚器の構成と役割についての講義を行う。 口腔領域の体性感覚機能、正常な咀嚼と嚥下の神経制御機構、唾液の分泌機構、口腔領域の痛みについて学習する。
  • 「生理実習」ユニット
    人体が正常に機能する「しくみ」について実験を通して実体験し、得られたデータを正確な解釈のもとに組み立てて現象を論理的に考察する。

教育方針

当分野では斬新な方法の開発、斬新な仮説の設定、斬新な発見のいずれかをできるように教育します。そのため、日々の議論、勉強会でスタッフや学生が活発に意見を出しあえるような環境づくりや雰囲気づくりを大切にしています。わたしたちの論文や最新の研究知見の論文を一緒に読み、スタッフや先輩の学生と一緒に研究することで、データの獲得・解析や研究の進め方・論文のまとめ方を習得できるようにします。