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海外研修奨励賞

  • 2022年度
  • 2019年度
  • 2018年度
  • 2016年度
  • 2015年度
  • ~2014年度
  • 学部学生に対して海外研修の機会を提供し、豊かな感性と国際性を持つ人材の育成に役立てるため設けられた制度で、対象となるのは海外研修への意欲に満ち、心身ともに健全で、学業優秀と認められる学部学生。世界の大学や医療機関で貴重な経験を積み、様々な発見をし、大きく成長しています。

    【アメリカ】  〈ミシガン大学〉  澤田 優紀(歯学部 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻)

     世界との交流が格段に減ってしまい、生活様式も変わったコロナ禍を経て、日本で実習や国家試験を終えてからアメリカに 23日間研修に行きました。生徒・教員・研究員など、多くの新しい出会いがあり、毎日が新鮮で驚きの連続でした。診療の流れやユニットの構造・口腔清掃用具、学生の意識や生活スタイル、食文化から宗教まで、見ることや体験することほとんど全てが日本とは異なっていました。
     ミシガン大学の歯学部の実習や講義、ボランティア活動に 参加し、歯科医や歯科衛生士になる現地の学生達と沢山会話をすることにより、アメリカの歯学部学生の生の声を聞くことができ、英語の勉強にもなりました。コロナの影響もあり日本に行ったことのない人が多く、沢山の人が興味をもっていたので、日本について再確認することもできました。4年間本学で学んだことを頭に入れた上で、ミシガン大学で感じた違いや地球の反対側で同じように歯学を一生懸命勉強している生徒の姿をみて、卒後の将来像やモチベーションの向上につなげようと思います。

    【韓国】  〈釜山カトリック大学〉  李 施恩(歯学部 口腔保健学科 口腔保健工学専攻)

     私は4年次に、韓国の釜山カトリック大学歯科技工学科に留学をする機会をいただきました。大学の講義や実習を通して、デジタルデンティストリー技術や世界トップレベルの歯科技工士の育成など、韓国の歯科医療についての学びを得ることができました。
     他にも、世界4 位の歯科インプラント企業や延世大歯科大学病 院を訪問する機会もいただき、今後の歯科業界において、歯科技 工士がどのような役割を果たしていくべきかについて深く考える 時間となりました。
     この留学を通して、デジタルデンティストリーの進展に大きく貢献したいという思いを強く抱くことができ、自分の新たな可能性に目を向けるきっかけも得ることができました。
     このような大変貴重な機会を与えてくださった本学ならびに支えてくださった先生方に深く感謝申し上げます。

    2022年度 海外派遣実績数

    出典:2024年 大学案内
  • 【フィンランド】  〈トゥルク応用科学大学〉  小澤 晴菜(歯学部 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻)

     私はフィンランドのトゥルク応用科学大学にて2週間の研修を行い、学生が主体で行う診療室の実習や講義等に参加させていただききました。実際に経験しなければ分からないことや感じられないことがたくさんあり、本当に多くの学びがありました。そして、国は違っていても同じ志を持った仲間とのつながりにも恵まれ、その存在は自分の励みになっています。
     これらの様々な経験は、将来、医療や福祉に貢献したいという気持ちをより強く持たせてくれました。また、今後のモチベーションにもつながり、この経験の全てが自分にとって大きな糧であると実感しています。
     このような素晴らしい機会を与えていただき、支援してくださった方々に感謝申し上げます。

    【スウェーデン】  〈ヨーテボリ大学〉  中島 紀美夏(歯学部 口腔保健学科 口腔保健工学専攻)

     2019年9月7日から28日まで、スウェーデンのヨーテボリ大学の歯科技工学科で勉強をしました。実習の授業では、手順が日本とは違いが多くて驚きました。例えば、道具の持ち方から異なるので苦労したのですが、クラスの学生たちが親切に教えてくれたおかげで、授業は楽しい時間となり、とても心強い存在でした。しかし、実習室には先生が不在の時間も多く、作業を進めるのには少し難しさを感じました。
     一方、歯科企業や病院を訪問し、スウェーデンの歯科医療を学ぶことができたことはとても良い経験となりました。また、日本人の方が働いていたことも印象的でした。
     海外で働く人々に出会ったことは、将来のキャリアを考える上で参考となる貴重な経験になりました。このような機会を設けていただいて大変感謝しております。

    2019年度 海外派遣実績数

    出典:2023年 大学案内
  • 【カナダ】  〈トロント大学〉  島田 怜実(歯学部 歯学科)

    私は4年次の3ヶ月間、トロント大学歯学部に留学する機会をいただきました。トロント大学は北米でも有数の大学で世界中から優秀な研究者が集まっており、私がお世話になったIrinaVoronov 先生の研究室では骨の発生や疾患に関する研究を行っていました。私は主に骨形成の遺伝子変異に関する研究に関わらせていただき、そこで研究の基礎知識や技術を学ぶことができました。また留学期間中、トロント大学における研究発表会にてプレゼンテーションを行ったことも大変勉強になりました。この経験を今後に生かしていきたいと思います。このような素晴らしい機会を与えてくださった本学ならびに支えてくださった先生方に深く感謝申し上げます。

    【韓国】  〈檀国大学〉  渡邉 梨奈(歯学部 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻)

    私は韓国にある檀国大学の歯科衛生学科にて、3週間の研修に参加しました。日本と韓国では、歯科衛生士に関する法律や業務内容に関して共通する点が多くあります。しかし、大学の講義や実習、病院見学や学生たちとの交流を通して、社会的な背景や文化的な背景によって、教育の内容や歯科衛生士としての考え方に違いがあることを学ぶことができました。また、海外へ視野を広げることで、客観的に自分自身の環境を分析することができただけでなく、歯科衛生士として今後どのように業務や研究に取り組みたいかを考えるきっかけともなりました。このような貴重な機会を与えてくださった本学並びに支えてくださった全ての方々に深く感謝申し上げます。

    2018年度  海外派遣実績数

    出典:2020年 大学案内
  • 平成28年度  海外研修者の声

    【アメリカ】  〈ボストン大学〉  山本 真央(歯学部 歯学科)

    ボストン大学に2週間お世話になり、歯学部や病院の見学、ボストンで開業されている日本人の先生のクリニックを訪問するなど、日本ではできないことを経験させていただきました。学生と交流する中で、国は違っていても同じ夢を持ち、支えあっていく仲間をもつことは自分のかけがえのない財産になるのだなと実感しました。また進路を悩んでいた時期だったので、ボストン大学に臨床留学されている日本人の先生のお話を聞けたことは本当によかったです。自分がどういう歯科医師になりたいのか深く考えるきっかけにもなりました。このような機会を与えてくださった本学並びに、サポートしてくださった方々に深く感謝申し上げます。

    【スウェーデン】  〈ヨーテボリ大学〉  豊田 真奈(歯学部 口腔保健学科)

    私はスウェーデンにあるヨーテボリ大学で3 週間研修を行いました。大学では最新技術を用いた実習を行い、大学内技工所・歯科企業などの見学をさせていただきました。実習では学生たちの自ら積極的に学ぼうとする意欲に刺激を受け、見学を通して日本との歯科事情の違いを学びました。スウェーデンで活躍する日本の方に会う機会もいただき、丁寧な仕事ぶりに対する高い評価と信頼に尊敬し、将来について考えるきっかけにもなりました。先生方や学生のおかげでとても充実した日々を送ることができ、海外研修に参加しなければできなかった素敵な経験をさせていただきました。このような機会をくださった本学、並びに支えてくださった皆さまに感謝申し上げます。

    平成28年度  海外派遣実績数

    出典:2018年 大学案内
  • 平成27年度  海外研修者の声

    【イギリス】  〈オックスフォード大学〉  小林 万理恵(歯学部 歯学科)

    このたびUniversity of Oxford, St John's College の研究室にて、新生児低酸素脳症への有効な治療法の評価・研究に携わりました。広い視野を持つ多国籍なメンバーと議論をするたび、自分は社会のために何ができるだろうかと深く考えました。8世紀以上にわたりアカデミズムをリードしてきた大学都市で出会う、学問・研究・人々・文化。その全てが「こんなにも学問や人間は面白い」と、自分の興味を目覚めさせてくれたと感じます。
    私の研究留学をたくさんの方が支えてくださいました。「海外研修って、どういうものなのだろう」という方、ぜひその好奇心を大切になさってください。いつか皆さんが世界へ向けての一歩を踏み出される日を、心より応援しております。

    【アメリカ】  〈ミシガン大学〉  髙綱 裕紀子(歯学部 口腔保健学科)

    私は、本学の海外研修奨励賞により、アメリカの Michigan University で研修させていただきました。研修先では、授業の聴講や臨床実習では実際にアシストをしながら、治療やオペの見学をしました。
    今回の研修を通して、アメリカ・日本双方の良さを知ることができたとともに、全く異なる視点から日本について聞かれるので、客観的に日本の歯科医療を考える、良い機会となりました。日本から海外に発信していかなければならないことも多いと強く感じたため、今回の研修での経験をこれからの研究に繋げていきたいと思います。
    最後に貴重な機会を与えてくださった本学並びに、サポートしてくださった全ての方々に、深く感謝申し上げます。

    【スウェーデン】  〈ヨーテボリ大学〉  渡辺 舞子(歯学部 口腔保健学科)

    私は海外研修奨励賞を利用して、スウェーデンのヨーテボリ大学の歯科技工学科で 2 週間研修させていただきました。大学で学生と共に実習を行い、スウェーデンと日本との文化の違いを感じ、そして日本とスウェーデンのそれぞれの良さに気づきました。また、大学内のクリニックを見学し、スウェーデンの医療保険の充実ぶりに驚き、また福祉政策が進んでいることも知りました。そのようなことが分かったのも、実際に自分の目でスウェーデンの実情を視察することができたからだと思います。
    これからは、海外研修で学んだことを活かして勉学に励みたいと思います。今回このような貴重な経験をさせていただき、深く感謝しております。

  • ~平成26年度  海外研修者の声

    【アメリカ合衆国】  〈フィラデルフィア州 マサチューセッツ州〉  (呉圭哲 平成26 年度卒業 歯学部歯学科)

    国家試験終了後、アメリカ合衆国のフィラデルフィア州ペンシルバニア大学、マサチューセッツ州タフツ大学とボストンの開業歯科医院の3ヶ所にて研修を行いました。現地の歯科診療を見学することが主な研修の内容でしたが、研修を終えてみてさまざまなことが勉強になったのはもちろん、自分の将来像が明確になり、現地でご活躍されている先生方との出会いによって、今後海外で学びたいという思いが具体性を帯びるようになりました。将来海外に出たいと志す人にとっては自らの将来設計がイメージしやすくなるので本海外研修はぜひお勧めのプログラムだと思います。たくさんの人々と出会い交流を図れるというのも本研修の醍醐味です。

    【アメリカ合衆国】  〈ペンシルバニア州 マサチューセッツ州〉  (松本拓也 平成26 年度卒業 歯学部歯学科)

    私は海外研修奨励制度を利用して米国のペンシルバニア大学およびタフツ大学にて約1 ヶ月間研修を行ってまいりました。今回の研修では、ただ旅行するだけでは体験することができない、日本とは異なるアメリカの歯科事情や文化を直接、深く体験することができました。日本の中だけにいては見えてこないものを実際に自分の目で見て経験したことによって、自らの世界を広げることができました。今回の研修は、自分のこれからのキャリアについて改めて考える非常に良い機会となりました。海外研修を行うことはゴールではなく、これがグローバルに生きるためのスタートであるので、今後もより一層勉学に励んでいきたいと思います。

    【オーストリア共和国】  〈ウィーン〉  (齋藤夏実 歯学部歯学科)

    4 年生の3 月、ウィーンにある分子生物学研究所Institute of Molecular Biotechnology(IMBA) に留学しました。世界的な研究者であるJosef Penninger 先生のラボにて、主に遺伝子改変マウスを用いた研究を見学し実験に参加させていただきました。心疾患から膵臓癌までさまざまなテーマに触れ、学究活動への好奇心を増すとともに、研究者の方々の研究への取り組み方に感銘を受けました。それは、個々の事象について深く思考し、時間にとらわれず議論を重ねる姿勢であり、同時にメリハリを持って自分の時間を大切にする姿でした。また日本人研究者の方とお話をし、海外での研究生活の魅力や苦労についても知ることができました。この経験を糧に、世界で活躍できる歯科医師、研究者になるべく努力していきたいと思います。

    【フィンランド】  〈ヘルシンキ トゥルク〉  (松原ちあき   歯学部口腔保健学科口腔保健衛生学専攻)

    私はフィンランドのヘルシンキメトロポリア応用科学大学、トゥルク応用科学大学の2 大学で3週間の研修を行いました。学生が実習するクリニックの見学やヘルスプロモーションに関する講義、高齢者施設の見学などの機会をいただきました。歯科衛生士が自身の診療室で診療を行っている様子、歯科衛生士単独で訪問歯科診療を行っている様子、クリニックで学生が自信を持ち自立し行動する様子を見て、歯科衛生士の仕事に誇りを持ち、積極的に行動していくことの重要性を強く感じました。また、トゥルク応用科学大学では、世界各国から訪れた、歯科、医科、福祉などのさまざまな専門職種の方と話をし、その国の文化や習慣を知ることができました。今回、このような研修の機会を与えていただき、サポートしていただいたすべての皆様に感謝いたします。この経験を財産とし、自身の技術、知識の向上に励んでいきたいと思います。

    【スウェーデン】  〈ヴェストラ・   イェータランド県 ヨーテボリ市〉  小野由貴奈   歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻)

    私は海外研修奨励制度を利用し、スウェーデンのヨーテボリ大学歯科技工科で1ヶ月間研修をさせていただきました。国民の歯科への意識が高く、骨結合性インプラントの発祥地であることから研修先に選びました。技工実習が主な研修内容でしたが、日本人らしい繊細な補綴物が製作でき高い評価をいただいたことは今後の励みになりました。顎顔面補綴科の先生が補綴物を製作する現場も見学でき、より臨床的な知識を得ることができました。言葉の面では思い通りに考えを述べられないことも多く苦労しましたが、懸命に伝える姿勢の大切さを確信した研修でした。最後に、貴重な体験をさせていただいた、本学並びに研修先の皆様に深く感謝申し上げます。