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歯学科
学科長あいさつ

歯学科教育 ─歯科医療と歯学研究における未来の指導者育成を目指して─

歯学科長 東 みゆき

東京医科歯科大学歯学部歯学科では、歯科医師養成機関のフロントランナーにふさわしく、歯学の基礎から臨床に至るまでの質の高い教育を提供しています。

5、6年次の包括臨床実習ではほぼ1年にわたって患者治療を行い歯科医師としての技量と心構えを身につけます。また、社会の高齢化、医療の複雑化が要求する多職種間の連携による包括的医療を担う人材の育成を目指し、医学科、歯学科の学生が一緒に学ぶ医歯学融合カリキュラムを導入しています。

さらには、研究マインドをもった歯科医師を養成するため、最先端の基礎研究を自ら行うことができる研究実習の期間を設けています。そして世界に広がる協定校とのネットワークを生かし、海外研修など国際的感覚を身につける教育にも積極的に努めています。

新型コロナウイルス感染症への対応としては、遠隔授業と登校授業を組み合わせたハイブリッドカリキュラムやオンライン海外交流など、新たな教育を導入しています。

6年間の教育課程を通じ、専門的知識や技術の教育だけでなく、豊かな人間性と強い使命感を涵養し、国内外で活躍できる指導者的歯科医師、歯科医学研究者の育成を目指します。

歯学科長
東 みゆき