歯学部長あいさつ

東京医科歯科大学歯学部は歯学科と、口腔保健衛生学専攻と口腔保健工学専攻から成る
口腔保健学科より構成される、すべての歯科医学領域にわたる総合的歯科医学教育・研究機関です。

学部長 森山 啓司

 東京医科歯科大学歯学部は1928年に創設された長い歴史を誇る歯学部で、これまで数多くの優れた歯科医師、歯科医療技術者あるいは歯科医学者を輩出して参りました。現在は6年制の歯学科と4年制の口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻、口腔保健工学専攻)で構成され、わが国を代表する歯学教育研究機関として、医療人としての全人的視点、科学的な探究心と問題解決能力、さらには国際的な視野をも備え、将来指導的役割を果たすことができる人材の養成に取り組み続けています。

 東京医科歯科大学歯学部では、豊富な教育設備と経験豊かな教員のもと、多彩かつ充実した教育を実践しています。その一例として、医歯学融合カリキュラムでは文字通り医学科、歯学科の学生が共に学ぶ機会が構築されており、多職種連携、包括的医療など時代が求める医療の実践に必要な幅広い資質を備えた医療従事者の育成を図っています。また、次世代を担う研究者の育成を目標として、世界最高水準を誇る研究現場で実際の研究活動に携わることができる研究実習(歯学科)、リサーチマインドや自己解決能力を育むための卒業研究(口腔保健学科)などの特色ある教育も実施しています。

 さらに、日本最大規模の歯学部附属病院を中心に行われる臨床実習では、国内トップレベルの実践的な診療参加型実習を行っており、知識・技術の習得は言うに及ばず、歯科医療のプロフェッショナルに必要な人間性やコミュニケーション能力を育む絶好の機会を提供しています。

 加えて、本学歯学部は海外の40以上の大学と学術交流協定を締結しており、この強みを活かして毎年数多くの学生を海外に派遣しています。グローバル時代に相応しい国際感覚を備えた、世界に羽ばたく人材の育成を目指した取り組みであることは言うまでもありません。

 医療のプロフェッショナルとして患者と向き合うために必要な幅広い教養と豊かな感性、超高齢社会での医療の複雑化に対応できる知識・技術と人間性、自ら見出した問題点を解決するための高い情報収集・解析能力や想像力、グローバル時代に必要な国際的視点やコミュニケーション力、さらには未来の創造に貢献するリーダーシップやチャレンジ精神をも備え、次世代の歯科医学・歯科医療を担うことができる人材を育てることを、本学歯学部は目指しています。

歯学部長
興地 隆史