歯科医師が活躍するフィールド

歯科医師が活躍するフィールド

2022年度卒業生

2021年度卒業生

2020年度卒業生

歯科医師臨床研修制度

歯学部歯学科の6年間の教育課程を卒業すると、学位(歯学)が授与されます。卒業後は、臨床研修歯科医として1年以上の臨床研修を行い、その後、歯科医師として、歯科医療に携わることになります。

大学院への進学

臨床研修修了後、次世代の歯科医療・医療分野の世界をリードする研究者、教育者、高度専門医療人、オピニオンリーダーを目指す方には大 学院進学の道が続きます。

臨床での活躍 ー勤務・開業

日本の歯科医師の8割以上が歯科診療所に従事していることからもわかるように、臨床研修修了後、直接あるいは大学院を修了したのち、多くの歯科医師が、臨床現場で患者さんの診療に携わっています。主に、歯科診療所、総合病院の歯科・口腔外科、大学病院の歯科専門外来での勤務となります。診療所での歯科診療に加え、在宅診療や特別養護老人ホームなどの高齢者施設への訪問診療など、かかりつけ歯科医として地域に密着した仕事が求められるとともに、小・中学校などの学校歯科医、不明者の身元確認などを行う警察歯科医、仕事をする人々の歯科口腔管理を行う産業歯科医など、様々な役割を担います。

教育、研究、行政での活躍 ー大学教員・研究者・各省庁

診療所などでの直接患者さんの診療ではなく、国民・患者さんの歯科口腔保健の向上を担う仕事も多くあります。将来の歯科医療従事者を育てる大学・ 専門学校教員、医学・歯科医学の発展の基盤を創りだす研究者も、歯科医師の重要な仕事です。また、公衆衛生への寄与、診療の質の向上、歯科医療人材育成の基盤構築につながる厚生労働省や文部科学省、各地域の保健所などの行政職での活躍も、歯科医師として期待されています。