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登院にあたって 歯学科5年 山口博
　共用試験を無事突破し、9月5日、登院式を迎えることが出来ました。
　先生方や同窓会の方々、親、友人などを始めとした多くの方々の支え無くしてはここまでくることはできませんでした。心より感謝申し上げます。
　さて、社会情勢は未だ新型コロナウイルスに影響を受けており、医療の形もいつ戻るのか、もしくは戻ることなく今の形を基に変化していくのかは不明です。そのような時期に我々D5は登院することとなりました。正直なところ、様々な角度からの不安があります。しかし、いずれ医療の形が戻るとすれば、この時期の臨床実習は非常に貴重な経験となり、今の形を基に変化していくのであれば、今後の臨床実習のための大きな役割を果たせるのではないかと思います。実習を通して自分自身の技術を磨きつつ、そのような礎になれることは非常に光栄なことです。同窓会より贈呈していただいた白衣に腕を通した時、文字通り医科歯科を背負っていると実感しました。医療者として、医科歯科生として、そして、1人の人間として社会に貢献できるよう精進して参ります。至らぬ点も多くございますが、どうか今後とも暖かい目で見守っていただけると幸いです。